産後ママを笑顔にしたい、サンゴです。
授乳中のママにとって気になるのは、おっぱいに優しい食事ではありませんか?
産後母乳育児を頑張っているママなら、母乳に良い食事を日々気にかけていることでしょう。
私もそのそんなママの一人でした。
乳腺炎を気にしていた私がおやつを食べたきっかけ
3回出産した経験をもつ私は、3回とも母乳育児に悩みました。
おっぱいが腫れて痛くなる時もあれば、急に母乳量が減り焦って食事生活を見直したり、何でいつもこんなに母乳に悩むんだろうと落ち込みました。
授乳がうまくいかないと、私はダメな母親なんだって、自分を責めることが多かった。
余裕で授乳をこなしているママを見るとますます落ち込んで、悔しくて、泣きながら授乳しつつ母乳育児を諦めようとさえ思いました。
そんなとき、友人がおやつを買ってきてくれたんです。
甘くてホクホクのスイートポテト。
当時は、おやつなんで頭の片隅にもなかったし、そんなもの食べてますます授乳がうまくいかなかったら最悪だ、と思っていたんです。
でも、そのおやつを食べたとき、なぜだか心の底からホッとして、気持ちが満たされていくのを感じました。
「美味しい」
そう思って食べていると、私を見上げる娘もニッコリ。
私がおやつを食べ終わって授乳を始めると、娘が強くおっぱいに吸い付いてきます。
美味しいね。
嬉しいね。
子供に語りかけながら、幸せな気持ちが胸いっぱいに広がっていきます。
授乳にこんな幸せな時間があったなんて…!!
私は母乳のことばかり考えていて、自分の気持ちをすっかり忘れてしまっていたことに気がつきました。
授乳って、子供に栄養(食事)を与えることだけじゃないんだ。
ママと子供の愛情の会話なんだって思えた瞬間でした。
おやつの後、おっぱいがひどく痛むこともなく、気持ちにゆとりができたせいか母乳量が戻ってきました。
おやつを最初から敬遠せず、自分が楽しく子育てできるサポートとしておやつを取ることは問題ない。
むしろ、あれもこれもと制限して自分にストレスを与えることが問題だったんです。
だから、多くのママに伝えたい。
ママの気持ちが大事だよ、って。
授乳中はママの食事タイミングが崩れやす行く、1回をまともに食事できないときがあります。
そんなときでもおやつがあれば乗り越えられます。
好きなおやつなんか食べて、乳腺炎にかかったら…とご心配のあなた!
そんなあなたにオススメしたい、乳腺炎リスクを減らすとっておきの甘いおやつをこの記事でご紹介したいと思います。
そもそも、乳腺炎とは…?
何らかの理由で乳腺が炎症を起こし、痛みや熱感、腫れを伴う状態のこと。授乳期に起きる授乳感染症と、授乳と関係なく発症する非授乳感染症がある。授乳感染症には、乳汁がうまく出ずに乳腺内にたまってしまうことによるうっ滞性乳腺炎と、乳腺に細菌が侵入して感染を引き起こす化膿性乳腺炎がある。非授乳感染症には、乳頭から細菌が入って感染を起こす乳輪下腫瘍がある。また、難治性の乳腺炎である肉芽腫性乳腺炎という症状もあり、出産後5年以内の女性に出現することが多い
引用:ドクターズファイル

授乳しなきゃいけないのにおっぱいが痛くてたまらないし、熱も出て大変なんだよね(泣)

ひどい症状の人は寝込んじゃうからね
・乳腺炎になりたくないけど甘いものが好き、食べたい
・産後の食事に気を配りつつ間食としておやつも食べたい
・食べられるおやつのバリエーションを増やしたい

乳腺炎はイヤだけれど、一日中赤ちゃんのお世話でストレスいっぱいだもん、好きなおやつ食べたい!

赤ちゃんのお世話という大変な日々を乗り越えるためには、おやつで心身のバランス取ることも悪くないカニよ!
乳腺炎が気になるけれど、食べたいものを我慢しすぎてメンタルがボロボロになってしまうよりも、適度におやつを取り入れて心に余裕をもって育児を楽しむ方が何倍も素敵だと思いませんか?
ぜひ、ここでご紹介するおやつを取り入れて、育児ライフを楽しみながら乗り切ってほしいなと思います。
乳腺炎が気になるけどおやつ食べてもいいの?
赤ちゃんにおっぱいをあげていると、1日3食ではお腹が空き過ぎるときがあります。
個人差はありますが、私はいつもお腹が空いていました。
もちろんちゃんと3食食べていましたし、食事量も制限することなく母乳のために考えて作っていました。
それなのにおなかが空くとは〜!
ママがおやつを食べていいのか?という疑問は、ママの体力や栄養補給の面から、おやつ補給はオッケーです!
母乳と食事の関係については、2019年3月 厚生労働省が指針を出しています。
アンケートでは実に77.8%のママが母乳について悩んでいると回答
指針内では、母親の食事による子供の食物アレルギーについて以下のように報告されています。
”子どもの湿疹や食物アレルギー、ぜんそく等のアレルギー疾患予防のために、
妊娠および授乳中の母親が特定の食品やサプリメントを過剰に摂取したり、
避けたりすることに関する効果は示されていない。子どものアレルギー疾患予防のために
母親の食事は特定の食品を極端に避けたり、過剰に摂取する必要はない。
バランスの良い食事が必要である。”
引用:授乳・離乳の支援ガイド-厚生労働省
このことから、簡単に言えば1日3回、バランスの良い食事をとることが一番基本であり、特定の食材をわざわざ避ける必要はない、ということが言えますね。
母親の間食についても、明確に避けるべきという指針は示されていません。
だからと言って過剰に食べ過ぎるのはよくありませんが、基本をきちんと守りおやつの量に気をつけていれば問題なしと言えます。
ただ、2点言えることは、
・高塩分の食べ物
に気をつけたいということです。
それでもどうしても心配なママは、この記事を閉じておやつは控えた方が良いと思います。
母乳に良い食べ物・良くない食べ物
おやつを考える前に、母乳育児をするママにとって基本的な食事をついて書いてみます。
母乳に良い食べ物
どんなものが母乳に良いか、乳腺炎になりにくいか、というのはバランスのとれた食事が基本だと言われていますが、特に良いと考えられるものをリスト化しました。
・野菜(特に根菜類)…体を冷やず母乳分泌を促す根菜類(ジャガイモ、ニンジン、ダイコン、かぼちゃなど)。
・豆類…納豆や枝豆など。授乳中も葉酸の摂取は大切です。
・海藻…ひじきやワカメなど、ミネラルや鉄分を取りましょう。
・魚や肉(脂身の少ないもの)…体を作るタンパク質。貧血予防のためレバーがおすすめです。
・小魚…ししゃも、ジャコ、いりこなどカルシウムが取れるもの。
・味噌汁…塩分薄めの具沢山味噌汁がおすすめです。
・スープ…コンソメやポタージュなど温かいスープで体を保温し、母乳の出を良くします。
日本人は穀物(コメ)を主食としてきた民族ですから、その体質に合った食事を基本としていれば乳腺炎の心配は少なくなると言われています。
母乳に良くない食べ物
では、母乳に良くない NGリストを書いてみます。
・刺激が強いもの…激辛カレー、スパイスがたっぷりのもの。
・揚げパン、菓子パン、スナック菓子…糖質が多く油分が多いため、血液がドロドロになりやすい。
・ピザ…チーズの取りすぎに注意。
・生野菜、体を冷やす果物…トマト、きゅうり、スイカ、柿、りんごなどは控えめに。
・生卵…卵は加熱したものがベター。
・アルコール・カフェイン入り飲料…母乳を通じて赤ちゃんの発育に影響があると言われています。
控えめにした方が無難です。
大切なのはストレスを抱えないこと・水分補給
母乳は血液を材料にできています。
赤ちゃんがおっぱいを吸うとプロラクチンというホルモンが多く分泌されて母乳がより出やすくなります。
血液はママが摂取した水分を元に作られるわけですから、水分をしっかりとることで母乳が出やすくなります。
ただ、この水分の中に脂肪分が多い場合、乳管という母乳の通り道が詰まりやすくなるので、水分は白湯やお茶など温かいものがおすすめです。(冷たい飲み物は血管を収縮させ、体の冷えを起こしやすいので控えた方がベターです)
さらに、ママのストレスは母乳と大きな関係があります。
産後母乳が足りているかと心配する不安や焦り、赤ちゃんの体調面の心配、ママの寝不足、そして何より非協力的なパパ…!?

指示待ちパパは見ているだけでイラッとしちゃう!

そうよね、わかるカニ。でもね、パパだっておっぱいあげたくてもできないし(生物学的に)、ママを応援したい気持ちはきっとしっかりもってるはず!おおめに見てあげるカニ!
産後うつや産後クライシスといった言葉もあるように産後のママはいつもストレスと隣り合わせ。
ストレスを溜めたままにしておくと、なぜか母乳の出も悪くなるようです。
それは、ストレスがプロラクチンを減少させる理由にあります。もちろんそれだけの理由で母乳が減る全ての原因にはなりませんが、私もストレスがひどかったときには母乳が出なくてひどく困った経験がありました。
だからこそ、自分なりにストレスを解き放つ解決方法を準備したり見つけておくことはとっても大切です。
私はヨガをしたり、ハーブティーを飲んだり、好きな音楽をかけて短時間でも意識的にリラックス時間を作るよう心がけました。

絵を描いたり、友達と電話でおしゃべりしたり♪

ママ自身はもちろん、ベビーにとっても良いことカニ!
これからお伝えする甘いおやつも、ストレス解放にかなりお役に立てると思います、ぜひ最後まで読んでみてください。
乳腺炎リスクを減らす甘いおやつ15選
私はかなり甘党です。現在、産後1年半になりますが、産後直後から毎日のおやつは欠かせません。
かといって、おやつで太りたくないし…という甘党ママが選ぶ産後ママにオススメおやつ15個をご紹介します!
甘党ママは見逃せないオススメおやつ
まずは芋シリーズからいきましょう!
お芋は食物繊維豊富で腹持ちがいいのに、この干し芋は糖度70以上で甘くて美味しい!甘いのがどうしても食べたいママにおすすめおやつです。
カロリー記載はありませんが、量より質(味・甘さ)重視のママ必見!静岡県知事賞・農林水産省総合食料局長賞・静岡セレクション受賞しています。
1袋あたり(2本入り)カロリー:160kcal
手軽に持ち運びできるタイプのスイートポテトは、外出先での空腹を満たすのにも便利!
子供を連れて公園に行ったり児童館に行ったりしたときの手軽なおやつとして、私はこのタイプのおやつにすごく助けられました。
さつまいもでできたモチモチのおやつ。トースターでほんのり焼いて食べるとすごく美味しいです。
程よい甘さと、素朴なさつまいもの味がやみつきになります!
こちらもカロリー記載はありませんが、サツマイモと餅米・上白糖を原料に、添加物を一切使わないで作られています。一切れ食べるだけでも腹持ちいいですよ。
続いて甘栗です。天然のむき甘栗もおやつにぴったり!
100gあたり189kcal:一袋あたり45gで85kcal
ほんのり甘くて一粒サイズが食べやすく、食べる量を調節できます。このむき甘栗は無添加・無加糖で糖分が気なるママにおすすめです。
野菜ジュレなら栄養不足を補いながらさっと飲めるので手軽で便利!
子供用なので着色料・香料・保存料・人工甘味料無添加、もちろん授乳中ママにも安心ですね。
一口羊羹は甘いものがとりあえず食べたい!というママにオススメ。
羊羹は高カロリーなイメージがありますが、一般的な練羊羹1個およそ50〜60gあたり150kcl前後くらい。羊羹の材料が小豆、砂糖、寒天からできていて、砂糖の糖分が気になるところかもしれませんが、1日1個おやつとして食べる分には問題ない程度です。
水羊羹であれば50〜60gあたり90kcalと大幅にカロリーを抑えることができます。
糖質72%カットの低糖質の水羊羹、さらりと食べれて甘さを堪能できます♪
ニチレイの冷凍たい焼きです。凍ったままのたい焼きをレンジで1分解凍するだけでホカホカたい焼き出来上がり!甘さ控えめ餡が詰まって腹持ちがいいです。
一般的なたい焼きのカロリーは一個あたり220kcal。筋トレや軽い運動をしたあとのおやつとして選ぶと良いでしょう。
ドラ○もんくらいドラ焼き好きな人必見!もちもちの甘いミニどら焼きなら一個が重たくならず手軽に食べれます。しかもこのどら焼きは常温保存可能なのでレンジを使わずすぐに食べれるのが嬉しいですね。個包装で1kgの大容量、兄弟のお子さんたちのおやつにも最適です。
普通サイズのどら焼きの平均的なカロリーは100gあたり283kcal。ミニサイズだとさらに低く、100kcalを切ることもあります。量を食べ過ぎると返ってカロリーオーバーしてしまうので、何でも加減を大切にしたいところです。
手作りできる余裕があるママにおすすめおやつは、蒸しパンミックスを使ったほんのり甘い蒸しパン。ドライフルーツを混ぜて作ると、元々甘いドライフルーツに素朴で優しい味の蒸しパンが加わり、絶妙な甘さのおやつになります。
蒸しパンの作り方は蒸しパンミックスに記載されているから、初めてのママでも安心して作れますよ。
ドライフルーツはそのまま食べても、他のおやつに混ぜて食べても使える優れものです。果物の甘さを凝縮したものなので、甘いキャンディをいただくようにひと粒、ふた粒食べて満足できます♪たくさん食べたくないけど甘いものを少量食べたいママにおすすめ。
揚げものは乳腺炎リスクを高めるお話をしましたが、このドーナツは揚げない焼きドーナツ。口当たりがよく、ほんのり優しい甘さです。揚げドーナツより値段がお高めですが、体のことを考えたおやつだと言えます。
油で揚げない分、軽く食べられる1個あたり150kcal程度のおやつです。
純粋にしっかり甘いものを食べたい時に活躍する黒糖。黒糖の原料はサトウキビのみで、ミネラルやビタミンがたっぷり含まれています。体力が落ちたときや、活力が欲しいときにおすすめの食材です。
1袋あたり15g:9kcal
どうしてケーキが食べたいママはシフォンケーキがおすすめです。値段はお高めですが、特別な日や自分へのご褒美に選ぶのはとても素敵なことだと思います。
クリームを使わないので脂肪分を摂ることもなく、ケーキの中でもカロリーが低いです。ただ、やはり食べすすぎると高カロリーになってしまうので、小分けして個包装になったケーキがおすすめ。
一個あたり:0kcal
和菓子好きなママ必見!低カロリーで食べれるおやつ♪きな粉とわらび餅自体が低カロリーで、そこに黒蜜味の甘さが加わり満足できる一品です。
乳腺炎が気になるママのためのおやつまとめ
いかがでしたか?
できる限り乳腺炎になりたくないけれど、おやつをどうしても食べたい!というママのためのおやつをご紹介しました。
でも、やっぱり母乳の質が気になる…というママは、無理しなくていいんです。
一番大切なのはママの気持ち。
おやつを食べたことによる後悔の気持ちが強くなったら、赤ちゃんも不安になってしまうかもしれません。
子供はみんな、ママに笑顔でいてもらいたいから。
授乳期間は短くて数ヶ月、長い人で3年程度。
それくらい我慢できるわ!というママは、ぜひ母乳育児そのものを存分に楽しんでください♪
一生のうちで経験できる回数はそう多くありませんからね。
育児は大変なことの連続です。
ママ自身が笑顔で心にゆとりを持ちながら、ママライフを楽しんでほしいなと思います。
ではまた〜!